『J’s GOAL』の歴史削除に反対!JリーグはITリテラシーの欠如を認めるべき




金曜日の夜、アジア杯の熱戦が行われている最中に発表された衝撃のニュース。

それがこちらです。

 2015年2月1日、Jリーグ公認ファンサイトJ’s GOALは、Jリーグ公式サイトと統合し、来たる新シーズン開幕に向け、新サイトとして生まれ変わることになりました。

Jリーグの公認ファンサイトとして、これまで長きにわたりJリーグの情報を発信してまいりましたが、2月1日から公開する新サイトでも、各種チケット情報やテレビ放送予定はもちろん、Jリーグの最新ニュースやフォト、動画から全試合の速報、各種試合データまで、豊富なコンテンツを搭載し、今まで以上にファン・サポーターの皆様に、Jリーグ、そしてサッカーの楽しさをお届けしていきます。

2月1日、新たに生まれ変わる新サイトにご期待ください!

つまり、これまでJリーグを支えて来たメディアをいったん閉鎖し、新たにJリーグのメディアサイトを立ち上げるという事です。

これ自体にはなんら問題はありません。

しかし、問題となっているのが『J’s GOAL』のアーカイブ、つまり歴史を全て削除するのではないかと言われている事です。

『J’s GOAL』の功績は計り知れない

このサイトがJリーグに貢献してきた事実は計り知れません。

『J2日記』という新しいコンテンツをスタートさせて、日の当たりにくいJ2にメディアを作り上げました。

この『J2日記』は毎年、書籍化されるまで成長しました。私も全ての書籍を持っていますが、J2クラブのサポーターでない人でも楽しめる内容となっています。

各クラブにはそれぞれにドラマがあって、その背景をクラブにいる番記者が取り上げて行く素晴らしい内容になっています。

また、その内容も選手の調子やクラブの戦力的な部分だけでなくクラブに関わる全ての人を対象とした記事となっていました。地域貢献活動を通した記事もあり、クラブが地域になくてはならない姿へと成長していく様が描かれていました。

次に注目されていたのが写真です。

各試合で撮られたフォトスナップが掲載されて、人気順位もつけられました。

もちろん、かわいい女の子が上位に来ていた事は言うまでもありません。

かくいう私も過去に掲載された事があります笑。その時撮影してくださったライターの方とは今も、ツイッターで交流が続いています。

写真を通じて、Jリーグを観戦するという文化がどれだけ魅力的で楽しいものであるかを伝える重要なコンテンツであったと思います。

このサイトを通じて定着した『スタ飯』などの文化も写真があってこそ、その魅力がたくさんの人に伝わる結果になったと思います。

そして、最後の功績の1つがJリーグに関わるライターさんが増えた事です。

これまで、サッカー関連の記事を書いた事がなかった人もこのサイトが出来たことによって各クラブが記事や試合レポを投稿しなくてはいけなくなりました。

それに伴って、各クラブを追いかけるライターさんが増えた事になります。

サッカーの魅力に新たに魅せられて、その魅力をうまく伝えるライターさんが増えた事になります。

この功績は計り知れません。そして、その場を奪う結果になった事は憂慮すべき事実であります。

Jリーグは自身のITリテラシーの欠如を認めるべきである

Jリーグや日本サッカー協会はこれまで既に台頭して成熟しているSNSなどの分野で情報発信する事をおそろかにしてきました。

おろか、それを置いたまま2ステージ制にして観客動員を増やすだのと戯言を発言している状況です。

ツイッターなどの公式アカウントを積極運用するのではなく、発言を監視するために選任のスタッフを置いているなど、時代と逆行した取り組みに腐心しています。

もはやJリーグにメディアやSNS戦略を計画・実行する能力は無いに等しいでしょう。

これまで築き上げて来たものをぶっ壊して自分たちが始めようとするものに固執してしまっています。

併存する事に脅威を感じる事は理解出来ます。ですが、作り上げたものを壊したあげく消し去る事は暴挙以外のなにものでもないでしょう。

Jリーグは真摯にこれまでのSNSなどの戦略の失敗を認めた上で、今ある資産を活かしつつこれからの活動をするべきであると思います。

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