アジア杯の敗退を見届けて




昨日行われたアジア杯の準々決勝。相手のUAEに先制点を奪われた後は中央を固める守りを後半の30分過ぎまで崩す事ができなかった日本はPK戦で敗れました。

日本にとってはありえない結果となりましたが、PK戦に絶対はありません。それまでの120分間で決着をつけなければなりませんでした。

数知れないチャンスを決めきれていれば勝てていた試合でした。

相手の執念も見事ではありましたが、それを上回る決定力がありませんでした。

現地で見たからこそ湧く愛着

このアジア杯をたった1試合とは言え、現地で観戦する機会を得た私にとっては非常に苦しい気持ちで終戦を見届けました。

テレビに映るサポーターの中にはブリスベンで言葉を交わした人たちが多数いました。彼らの気持ちを察すると苦しくなりました。

この試合の日本代表サポーターは本当に素晴らしかったです。日本のホームで試合をしているかのような大声援でした。

中継を見ていても、チャントだけでなく選手個人のチャントも歌うなど、これまでの試合とは違う盛り上がりでした。日本人だけでなく現地の外国人も一緒になって応援している姿を見ていて、うらやましい気持ちと感動を覚えました。

この試合にこそ、現地で観戦していたかった。それが本音です。

アギーレ監督を解任すればそれでいいのか?

試合終了後、ほどなくしてTLに流れて来たのは『アギーレ解任』の文字たちです。

スペインでの騒動もあり、結果を残せなければそういった世論になるのは目に見えていましたが、サポーターたちの中からそういった声が当然のように出てくるのは驚きました。

アギーレ監督が見せたこのアジア杯での戦いを評価する人もいましたが、解任は当然といった論調の人が多い事にも驚きました。

アギーレを解任すればそれで事は済むのでしょうか。 

私たちが考えなければいけない事は日本代表が強くなることだと思います。

その前提の上で、アギーレ監督は間違っているのでしょうか。間違いなく、これまでの代表と違っていいサッカーを展開していたと思います。

素人目に見ても、これまでよりも縦パスや勝負のパスが増えて、人がたくさん絡んで攻撃している場面が見られました。

アジア相手とは言え、これまでと違って圧倒的に攻めている姿はこれまでにないものでした。

これから日本代表は強くなるとワクワクした高揚感を久しぶりに感じる事が出来た方も多かったのではないでしょうか。

もちろん、告発の件が問題になるのは間違いありません。しかし、これまでの報道を見ている限り、アギーレ監督が八百長に加担している可能性は1%以下でしょう。

日本のスポーツ新聞などの報道は真実を伝えていません。それに惑わされないように私も気をつけていきたいと思います。

日本代表を見続けなければと再認識する機会になった

今回のアジア杯は私にとって大きな転機になった気がします。現地での応援を経験する事で初めて代表に親近感や感情移入を持ってみる事が出来ました。

敗戦の瞬間のなんとも言えない気持ちはこれまでにないものとなりました。

日本代表がW杯で優勝する姿をぜひ見たい。

そのためもっと日本代表と日本サッカーに関わって行かなければならないと実感する機会になりました。