最近寒くなってきました。オフですね。
例年のヴィッセル神戸なら完全にオフに突入している季節ではありますが、今年は違います。
年末までサッカーを楽しむことが出来ます!
ですが、それまでまだ1ヶ月もあるんです。
その間に、サッカー関連の本を読んでみるのがいかがですか?
スポーツとは何か、サッカー事業の運営とは何か、スタジアムの意義とは何か。。。
こういった基礎的な考え方を備えるだけで、普段のフットボールライフが一変します。
本を読むのが苦手な方でも、大好きなサッカーに関わる内容なのでするすると読めるはずです!
今回ご紹介するのは『スポーツ事業マネジメントの基礎知識』という本です!

サッカーは何を売っている商売ですか?
みなさん、サッカークラブの運営って何を売っている商売だと思いますか?
『歓喜』『興奮』『喜び』『仲間との時間』『興奮の共有』『達成感』
などなど・・・。思いつくだけたくさんありますよね?
この本の冒頭で述べられている売り物は『苦痛』です。
え?
苦痛を売っているのです。いったん落ち着いて考えてみてください。よくわかるはずです。
いつも思い悩んでいる、負けたら余計に悩む、イライラする、仲間と不協和音が発生する。。。
わかりますよね?ある意味、ストレスの元を販売しているという側面もあるのです。
という意識を持たなければならない。という話からスタートします。
この話題だけで、吸い込まれるように読み始めました。
プロスポーツの定義と歴史、フェアプレーの意味
次に、オリンピックなどを題材にスポーツの歴史と定義を振り返っています。
この部分は、知っている人は読み飛ばしてもいいかもしれません。
ですが、新しい定義やおっと思うような話も盛り込まれていますので、ぜひ読むことをおすすめします。
次に述べられている、フェアプレーの意味。
ここはぜひ読んでいただきたいです。
ここだけでも価値があります。
スタジアムの意味を徹底解説
スタジアムが持つ意味をこの本では取り上げています。
筆者は前のガンバ大阪社長です。
新しいスタジアムの建設に尽力した方でもあります。あの万博が綺麗になるなんて誰も想像していなかったでしょう。
ガンバはライバルですが、いいスタジアムで試合が出来ることは我々も歓迎しますよね?
あのスタジアムで早く試合が見たいとさえ思います。
そういった、スタジアムが観客を引き寄せる話などを紹介しています。
スタジアムが持つ意味を存分に語っていますので、必読書であると思います。
ページ数もそこまで多くありませんので、ぜひご一読してみてください!